息子は朝だけ笑う

「彼女」のことを好きという人もいるだろうし、嫌いな人もいるだろう。どうでもいいと思っている人だって。君が感じる「百姓」って、どう?

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ひんやりした祝日の夜に熱燗を

「間違いなくこうで決まっている!」など、自分の価値観のみで周りを裁くのは悪くはない。
だけど、世の中には、ジェンダーと言われるものが個人の周囲にまとわりついてくる。
これらを考えれば自信を手に入れるのは悪くないけれど、きつく反対するのはどうなんだろう?と考える。
当然、これも一つの意見でしかないけれど。
つらい世間になる可能性のあるかもしれない。

騒がしく熱弁する君と夕焼け
太宰の斜陽は、何度も読みやすいと思う。
かつては旧華族の娘だったかず子が、強引で引かない女性になっていく。
読むにつれてかっこいいとさえ考えた僕。
かず子のように、誰にも恐れない行動力と、強い我が戦後は必須であったのだろう。
彼女の都合は置いておいて、不倫相手の小説家の家内からすると迷惑だろうと思う。

一生懸命泳ぐ友人と紅葉の山

本日の体育はポートボールだった。
少年は、球技は得意ではなかったので、ふてくされて体操着に着替えていた。
きっと今日は、球技の得意なケンイチ君の活躍が目だつはずだ。
今日はおそらく、運動神経のいいケンイチ君の活躍が目だつはずだ。
そうなると、少年が密かにあこがれているフーコちゃんも、ケンイチ君が活躍するところを見るなるのだろう。
少年はため息をつきながら、運動場へ向かった。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君ではなく、少年の方をチラチラ見てたのを、少年は気がつかなかった。

熱中して大声を出す彼と私
友人のボーイフレンドが梅干しを販売しているらしい。
都内に本部があり香港にショップもでき、関西の方に工場がある。
日本全国に、たまに、数人で組んだグループで訪問販売をするらしい。
飲みながら、これを聞いていると、食べたくなった。
「梅干し食べたい」と言うと、もちろん!と出してくれた。
この子と食べたこの梅干しが、人生でベストに美味しかった。
ここで、早速はちみつ梅を注文してしまった。

雲の無い週末の夕方に昔を懐かしむ

とある晴れの日の夕方、少年は母親からお使いをお願いされ、白菜と葱とぶた肉を買いにいく途中であった。
少年は思った。
夕飯はお鍋だ!やったぜ!…と。
だが、予想だにしない事がその時起きたのである。
なんと、ポッケにしまっておいたお使い用のお金2千円が、無くなっているのだ!
少年はスーパーマーケットのレジに並ぼうとする時、大丈夫だよね、とポケットの中をまさぐって確かめてみたのだ。
そして、その時お金が無くなっているのに気がついたのである。
怒られる覚悟を決め、少年はしかたなく手ぶらで家路につくことにした。
今後、お金は靴か靴下に入れとこう。
少年はこめかみを押さえながら、そう決心した。

よく晴れた休日の午後にゆっくりと
随分前、短大の卒業旅行で、仲良しの3人で船に乗ってソウルに観光に向かった。
初めての海外旅行で、高級ホテルにしばらくの滞在だった。
メインストリートを結構歩いて、充実させていたけど、そのうち道に迷ってしまった。
日本語はもちろん浸透していないし、韓国語も全く通じなかった。
すると、韓国人の男性がレベルの高い日本語で戻る方法を伝えてくれた。
大学時代時に福岡に来て日本語の習得をしたとのこと。
そのおかげで、無事、順調な海外の旅を続けることが可能になった。
帰る日、電車で道を案内してくれたその人に偶然ばったり会った。
「またおいで」と言ってくれたので、私はこの国が好きな国になった。
いつも休みを合わせて韓国観光が実現される。

無我夢中で大声を出す家族と霧

出張営業に出ると、三日くらい泊まり込むこともある。
その時は、一生懸命頑張ってる感はありだけれど、とても気を張っているので、毎日3時間睡眠。
起きる時間のずいぶん前だと言うのに、眠いのに目が覚める。
けれど、帰って来た時のやりきった感は大好き。
思いっきり遊びまくるし、眠るし、贅沢する。

月が見える日曜の早朝はこっそりと
昔、父も母も、私の友人関係に対し、大いに積極的であることを求めてきた。
一般から離れては良くない、とも。
とても生きにくい時期だったと思う。
一日が終わると、毎回偽りの生活をハキハキと両親に伝える。
そうすると、喜んでくれるのだ。
少しでも違うと、嫌われる。
常にこれだけ頭にあった過去の自分と父と母。
かわいそうな話だと思う。

よく晴れた水曜の午前にカクテルを

今朝の新聞に、日本女性の眉毛のデザインに関して、面白い解説が書き留められていた。
真実が分かれば、いきなり色っぽさも感じられるので面白い。
見るだけでは、不気味にも感じる場合もあるが、江戸の頃は成人女性の証でもあるという。
意味を知ると、急に色っぽくも感じてくるので面白い。

無我夢中で自転車をこぐ弟と突風
小説家の江國香織の作品に登場する主役は、みんなアンニュイだ。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、極端にして表した形なのだろうか。
心からクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれないあのひとのために、たくさんの場所に引っ越しをする。
あのひとを忘れないで、必ず会えると確信して。
しまいにママは現実を生きていないと愛娘に言われてしまうが、葉子にはそこまでよく理解されない。
ここが、この文庫本の一番クレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子には絶対に座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも魅力的でちょっと弱々しい主人公が大大大好きだ。

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